西武2度目のリクエストは失敗 スタンドからはブーイング

[ 2018年10月21日 15:40 ]

パ・リーグCSファイナルS第5戦   西武―ソフトバンク ( 2018年10月21日    メットライフドーム )

<西・ソ>5回2死一塁から一塁走者・秋山は二盗失敗(撮影・三島 英忠)
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 メットライフドームで行われたパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦、西武―ソフトバンクで5回までに二塁ベースのアウト、セーフをめぐり2度のリクエストがあり、試合が中断した。

 まずは2回表。1死二塁からソフトバンク・上林の打球は一塁へのライナーとなり、封殺を狙って二塁に送球され1度はセーフの判定。だが、西武・辻監督のリクエストにより審判団の協議に入り、判定は一転してアウトとなった。

 5回裏には西武が2得点して1点差に迫り、なおも2死一塁から1走・秋山が二盗を敢行した。映像では微妙なタイミングだったが、二塁塁審の判定はアウト。辻監督のリクエストにより審判団が10分以上にわたって審議したが、今度は判定通りアウト。10年ぶりにリーグを制した西武はすでに3敗を喫して追い込まれているだけに、本拠地のメットライフドームはブーイングに包まれた。

 この日の2回のリクエストにかかわった審判が一塁塁審を務めた今月10日の阪神―DeNA戦(甲子園)では、5回までに一塁ベースのセーフ、アウトを巡って両チームから3度のリクエストがあり、すべて当初の判定が覆るという異例の事態が起きている。

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