【東尾修氏 視点】おかわり封じたソフトB武田の強気な姿勢

[ 2018年10月21日 09:30 ]

パ・リーグCSファイナルS第4戦   ソフトバンク8―2西武 ( 2018年10月20日    メットライフD )

<西・ソ>6回1死二、三塁、武田は中村を見逃し三振に打ち取る (撮影・白鳥 佳樹) 
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 勝負のあやもあった。その裏にあった強気の姿勢も奏功した。2点リードの6回1死二、三塁。ソフトバンク・武田は西武・中村を3球三振に仕留めた。スライダー、直球ときて最後も直球。カーブ、スライダーなど変化球でかわすのではなく、中村の頭にないボールを選択したバッテリーの勝利だった。

 この日の球審は右打者の外角球を広めにストライクにとっていた。中村が見逃した2球目も外角の微妙なコース。武田は上体が突っ立った感じで制球がばらつくなど、本調子ではなかった。最後も3球勝負ではなく、外しにいった球がシュート回転して外角のゾーンに入ったもの。審判の判定と、武田の状態。幸運も味方した。まさに勝負のあやだった。

 私も現役時代の日本シリーズなどで、リードしたら早い回からマウンドに上がる「第2先発」を経験したことがある。短期決戦。武田のような役割は非常に重要で、そこが西武の中継ぎ陣との差にもなっている。西武は先発投手の踏ん張りが、逆襲への絶対条件だ。(スポニチ本紙評論家)

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