ソフトB“脇役トリオ”で雨中の脱出 代打・福田が同点打「チーム一丸となった」

[ 2018年9月19日 07:41 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―2ロッテ ( 2018年9月18日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ 18>勝利に喜び合う川島(右から2人目)らソフトバンクナイン (撮影・西川 祐介)
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 打席に向かう川島は、こんなことを考えていたという。「打ったらヒーロー、打てなかったら地獄」。2―2の9回1死満塁の場面で代打で登場すると、3球目を打ち上げ、勝ち越しの右犠飛。「(西武に)3連敗してめちゃめちゃ悔しかった。全部勝つつもりで」とお立ち台で声を張り上げた。

 柳田が左側頭部打撲で離脱し、この日は左足を痛めた今宮も出場選手登録を抹消された。13年目のベテランはチームを離れた柳田に告げた。「上がってくるときに、いい戦いができるようにしておくから」。首位・西武に優勝マジックが点灯しても、諦めずに戦う決意表明でもあった。「(優勝が)決まるまで、もし決まっても一生懸命やることは変わらない。(気持ちが)出てないやつがいたら2軍に行ってもらいたいくらい。そんなやつはいないですけど」と力を込めた。

 主力の抜けた穴を、サブメンバーが埋めた。2点を追う7回に代打で同点打を放った福田は追い込まれながら左前にしぶとく運び「食らいついていこうと。いいところに飛んでくれた。チーム一丸となって勝てた」と喜んだ。

 今宮の代役で昇格した高田は「8番・遊撃」で先発出場。3回に二塁内野安打を放つと、7回には左翼線二塁打で福田の同点打を呼び込み、9回にも右前打で勝ち越しの好機を広げた。この日の午前中に飛行機で千葉に移動する慌ただしい動きになったが「これまで結果が出ていなかった。何とかチームに貢献しようと思っていた」と今季初の猛打賞に胸を張った。

 3連敗のショックを吹き飛ばす逆転勝ち。悪天候で終盤に38分間の中断があったが、動揺はなかった。工藤監督は「雨の中、集中してやってくれた。みんなの思いが出た」と粘りを称えた。(川島 毅洋)

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