オリオールズが108敗目 ボルティモア移転後の最多敗戦記録を更新 球団ワーストにあと「3」

[ 2018年9月19日 13:28 ]

厳しい表情のショーウォルター監督(AP)
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 大リーグのオリオールズは18日、地元ボルティモアでブルージェイズに4―6で敗れ、今季151試合で108敗目(43勝)を喫した。1954年にボルティモアに移転したあとのチーム記録としては、開幕21連敗を喫した1988年の107敗(54勝)を超えるシーズン最多敗戦数。球団ワーストは、オリオールズの前身、セントルイス・ブラウンズが1939年に記録している111敗(43勝)だが、残り11試合で3敗するとこの記録にも並ぶことになる。

 この日は4回まで4―0としながら、7回に失策などで4点を献上して逆転負け。バック・ショーウォルター監督(62)は「リーグには10月にプレーしているか(プレーオフ進出)、していないかのチームしかない。しかしこんなこと(敗戦)が続くと、ずいぶんと遠いところにいると思われても仕方がない」とその表情は険しかった。

 なお大リーグのシーズン最多敗戦数は、近代野球と呼ばれる1900年以降では1916年にフィラデルフィア・アスレチックスが記録した117敗(36勝)。オリオールズはあと3勝しないと、この不名誉な記録と向かい合うことになる。

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2018年9月19日のニュース