阪神・藤浪 悪夢振り払う…22日広島戦先発へ 前回対戦では1死しか奪えず

[ 2018年9月19日 07:57 ]

阪神の藤浪
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 阪神・藤浪晋太郎投手(24)が、中5日で22日の広島戦(マツダ)に先発することが18日、分かった。先発ローテーションの順番では青柳が同戦で藤浪は23日巨人戦(甲子園)となるが、今季は巨人戦2試合で計10失点し甲子園でも4試合で1勝3敗と相性が悪いことも考慮されたもよう。青柳は23日の巨人戦に回る。

 完全復活への道を一歩ずつ歩む男が、シーズン最終盤で再びリーグ王者と対峙(たいじ)することになった。前回対戦した7月26日(甲子園)は1死しか奪えず5失点KOされ、2軍落ち。復活を目指す道程で思わぬ屈辱を味わっており、今度は苦すぎる記憶を払拭(ふっしょく)するマウンドにする。

 前回登板した16日のDeNA戦では5回4失点で6月27日以来の3勝目を手にした。2被弾するなど完全復活とはいえない内容だったが、金本監督が「ある程度ストライクが取れていたので安心した。コントロールが乱れるところがなかったので、そこは一歩、成長かなと思う」と評するように、確実に前進。広島の最短優勝は21日だが、22日になる可能性もあるだけに、是が非でも勝って目前での胴上げだけは阻止したい。

 加えて、メッセンジャー、秋山の2投手の復帰メドが立たない今、実績十分の先発右腕は藤浪しかいない。22日のマウンドはCS圏内への浮上と、その先の戦いを占う意味も持っている。

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2018年9月19日のニュース