巨人・脇谷 今季限りの引退を表明 晴れやかな表情で「本当にいい野球人生だった」

[ 2018年9月19日 17:17 ]

立ったまま現役引退と感謝を述べる脇谷(撮影・荻原 浩人)
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 巨人の脇谷亮太内野手(36)が東京ドーム内で会見を行い、現役引退を表明した。冒頭、「私、脇谷亮太は今シーズンをもって、現役を引退することを決めたことを報告致します」と語った。

 プロ13年間を「たくさんのことがあって、一言ではなかなか言い表せられない。周りの方に支えられて、本当にいい野球人生だった」と振り返った。

 巨人時代の原監督、高橋監督、西武時代の伊原監督、田辺監督から激励の言葉をもらったと明かし、「なかなかチームに貢献はできませんでしたが、本当に感謝しています」と話した。リーグ3連覇に貢献し、10年には15試合連続得点のセ・リーグ記録を樹立するなど活躍した。涙は見せず、晴れやかな会見だった。

 ◆脇谷 亮太(わきや・りょうた)1981年(昭56)11月4日生まれ、大分県出身の36歳。柳ケ浦では2年夏に甲子園出場。日本文理大では4年時に大学選手権で優勝&MVP。NTT西日本を経て、05年の大学・社会人ドラフト5巡目で巨人に入団。10年に15試合連続得点のセ・リーグ新記録。右肘手術の影響で11年12月に育成契約となり、12年11月に再び支配下登録。13年オフにFAで巨人入りした片岡の人的補償で西武移籍。15年オフにFA宣言し、巨人に復帰。1メートル77、77キロ。右投げ左打ち。

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