ヤンキースに11人目の2ケタ本塁打達成者が誕生 史上最多タイ レッドソックスの地区優勝はおあずけ

[ 2018年9月19日 11:57 ]

7回に逆転の3ランを放ったヤンキースのウォーカー(AP)
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 ヤンキースが地元ニューヨークでレッドソックスを3―2で下して92勝58敗。ア・リーグ東地区での優勝マジックを「1」としていたレッドソックスは103勝48敗となり、シャンパンファイトはおあずけとなった。

 ヤンキースは0―1で迎えた7回に8番・一塁で先発していたニール・ウォーカー(33)がレッドソックスの3番手、ライアン・ブレイジア(31)から右越えに10号3ランを放って逆転。このカードの連敗を4でくい止めた。

 今季ヤンキースで2ケタ本塁打をマークしたのはウォーカーで11人目。2017年のアストロズを含め、大リーグの最多記録(史上5チーム目)に並ぶホームラン・ラッシュとなった。

 チーム最多の一発を放っているのはジャンカルロ・スタントン(28)で34本。この日、54日ぶりに打席に立ったアーロン・ジャッジ(26)と、ディディ・グレゴリアス(28)が26本、アーロン・ヒックス(28)と新人資格を持つミゲル・エンドゥハー(23)が24本、グレイバー・トーレス(21)が23本で続いている。この他、2ケタに乗せているのはゲーリー・サンチェス(25=16本)、ブレット・ガードナー(35=12本)、グレグ・バード(25=11本)、オースティン・ロマイン(29=10本)の4人。シーズン途中でカージナルスから移籍してきたルーク・ボルト(27)はカージナルスで1本、ヤンキースで7本のホームランを放っており、あと3本打てば史上最多となる同一球団で12人目の2ケタ本塁打達成者となる。

 チームの合計本塁打は241本で、2位ドジャースに26本差をつけてリーグ1位。なお今季途中でジャイアンツから移籍し、この日も一番・中堅で先発したアンドルー・マカチェン(31)は今季の合計で19本塁打を記録しているが、ヤンキースでは4本しか打っていない。

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