33歳誕生日の誓い 広島・松山 3年連続V貢献打だ「優勝決定は特別な日」

[ 2018年9月19日 05:30 ]

V決定試合での3年連続の打点と初の規定打席到達に意欲を燃やす松山
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 広島・松山竜平外野手が33歳の誕生日を迎えた18日、3年連続のV貢献打に意欲を燃やした。16年は決勝弾、17年は先制打と、優勝決定試合では2年連続で打点を挙げるスラッガー。「優勝決定に貢献できれば、思い出にもなる」と力を込めた。

 午前11時から本拠地マツダスタジアムで始まった全体練習。33歳になった松山は「“おめでとう”とは言われるけど、特別そんなには…」と苦笑し、投内連係やフリー打撃などに汗を流した。優勝マジックは4。バットが火を噴く瞬間は近い。

 何しろ、優勝決定試合では無類の勝負強さを発揮する。25年ぶりのVとなった16年9月10日の巨人戦では、2―2の4回にマイコラス(現カージナルス)から勝ち越し弾。昨年9月18日の阪神戦では、メンドーサから初回に中前先制打を放った。

 「覚えています。優勝決定試合は独特の雰囲気がある。皆が“今日、絶対に決める”という気持ちを持っているので、ボクも乗っていくというか…ね」

 2年続くV決定日のV貢献打。となれば、今季も…の思いが芽生えて当然だ。9月の出場10試合は打率・182。数字だけを見れば低調に映るが、本人は「状態は悪くない」と言い切る。その上で3年連続のV貢献打に意欲を燃やした。

 「優勝決定は特別な日。緊張はするけど、自分のスイングをするだけ。毎試合貢献しようと思っているけど、そういう日に打てば思い出にもなる」

 その一打はまた、個人目標にも結びつく。今季はここまで410打席。残り15試合で33打席に立てば、11年目にして初めて規定打席をクリアする。普通に考えれば、達成は時間の問題だが、松山は気を引き締める。

 「そんなに簡単な数字じゃない。結果を出して、打席に立てるようにしないと」

 自己最多を更新する打席数。今季から本格的に一塁守備に取り組んでおり、起用の幅が広がった。本人は百も承知。規定打席到達をステップボードに、来季ワンランク上のステージに進めるよう、自分を奮い立たせる。

 「レギュラーを張りたい。そのためにも規定打席に乗らないと」

 V貢献打から広がる規定打席到達、そしてレギュラー取りの可能性。さく裂するアンパンチが見ものだ。(江尾 卓也)

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