西武M10 秋山先頭打者弾出れば14連勝「思い切りいった」

[ 2018年9月19日 05:30 ]

パ・リーグ   西武7―4日本ハム ( 2018年9月18日    メットライフD )

<西・日>初回、左越えに先頭打者本塁打を放つ秋山(撮影・木村 揚輔)
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 西武・秋山翔吾外野手(30)が18日、日本ハム戦の初回に2年連続20号となる先頭打者アーチを左翼席へ運んだ。リードオフマンが先頭弾で勢いづけると、チームは引き分けを挟んで14連勝。打線は今季チーム総得点を725とし、04年の球団記録を更新し、チーム総打点も08年の693を上回る696に塗り替えた。優勝マジックは10となり、10年ぶりの頂点へカウントダウンに突入だ。

 先んずれば人を、試合を、シーズンを制することができる。初回。左腕・加藤の139キロ直球を叩いた秋山の打球は、逆方向の左翼へと飛んだ。先制の20号ソロは今季5本目の先頭打者弾。試合が始まり、最初の攻撃でスタンドが沸き返る。今やメットライフドームの「お約束」だ。

 「先頭なので、勢いをつけられるように思い切りいった。あまりないんだけど、珍しく感触が良かった」

 2、6回には右前打を放ち、今季15度目の猛打賞で3得点。しかし秋山の魅力は安打量産だけではない。一発長打。先頭打者本塁打は通算16本目で、チームは1分けを挟んで破竹の14連勝だ。「1番としていい仕事ができた」というそのバットが、勝敗に直結する。初回に先制点を挙げるのは5試合連続で、秋山自身も5試合連続安打。先手必勝で連勝を5に伸ばした。

 「ここまで来たら、(不振とか)そんなこと言っていられない。チームが勝てばいい」。球界を代表する安打製造機も夏場の7、8月は月間打率が2割台。打順が2番に変わるなど苦しんだ。練習中の球場にゆずのヒット曲「夏色」が流れた際には、「ゆっくり、ゆっくり、下ってく」の歌詞を「打率、打率、下がってく〜♪」に替えて思わず口ずさんだことも。ハイレベルゆえの悩み。それでも今は「自分が良かろうが悪かろうが、勝てばみんなが喜んで優勝に近づく。“いい割り切り”ができている」と言う。残り14試合、突っ走ると覚悟を決めた。

 2位・ソフトバンクとの天王山に3連勝して、続けざまに3位・日本ハムを返り討ち。「獅子おどし打線」は2桁安打を5試合連続に伸ばし、チーム得点725は球団記録を更新した。「昨日までビッグゲームで、選手は心身ともに疲れているはず。普通ならホッとするだろうけど、みんな集中していた」と辻監督も最敬礼だ。マジックは10。勢いが衰える気配は、全くない。 (鈴木 勝巳)

 ≪1分けを挟み14連勝≫秋山(西)が初回先頭打者本塁打を含む3安打。自身先頭打者弾は今季5本目で通算16本目。パでは高倉照幸(西鉄)、大村直之(オ)と並ぶ9位タイに進出した。また、秋山が先頭打者弾を放った試合にチームは14勝1敗1分け(勝率.933)。14年6月27日ソフトバンク戦から1分けを挟み14連勝と勝利に直結している。

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