阪神・小野 モヤモヤ3連勝 自己最多星も課題…2戦連続の7四球

[ 2018年5月6日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神7―2中日 ( 2018年5月5日    甲子園 )

<神・中>初回、大島の打球にジャンプして反応する小野
Photo By スポニチ

 勝利の喜びよりも、胸に去来したのは、もどかしさだ。阪神先発・小野は、6回2/3を2失点で自己最多3勝目をマークした一方、7四球と乱れ、課題を残した。

 「四球が多かったかなと。四球でピンチを招いて、野手の方に守ってもらったので2点に抑えられた」

 打線は快調に得点を重ねたが、流れに乗れない投球を続けてしまった。3―1の5回は、先頭で迎えた投手のガルシアに中前打されると大島、アルモンテに四球を献上して満塁。ビシエドを遊ゴロ併殺に仕留めて無失点で切り抜けたものの相手の拙攻に終始、助けられた感は否めない。

 リードを5点に広げた7回も先頭打者に四球を与えるなど、2四球で2死一、二塁とされビシエドに右前適時打。ベンチはタオルを投げ込み、消化不良の形でマウンドを降りることになった。

 前回4月28日の広島戦も5回7四球5失点と荒れた内容で降板。修正を期したマウンドでも苦しみ、金本監督も「7回なんて、もうベンチの意をくんで、ビシッと行ってほしかった。最後でまた2四球で。反省してほしい」と苦い表情だった。

 「(同じ日に)先発とは知っていた。多和田さんに負けないようにという気持ちは多少あった。すごい人なんで、負けないように」

 この日、富士大の1年先輩・多和田(西武)が楽天戦で無傷の6勝目をマーク。快投での“共演”とはいかなかったが、プロでも大きな背中を追いかけていく覚悟を口にした。

 「この勝利は野手に勝たせてもらったので、次は自分で抑えて勝てるように」。借りを返す舞台はまだまだ残っている。(遠藤 礼)

続きを表示

「名将かく語りき〜歴史を彩った勝負師たち〜」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2018年5月6日のニュース