日本航空石川が2桁得点で春初勝利!膳所の“超データ守備”打ち破る

[ 2018年3月24日 15:34 ]

第90回選抜高校野球大会第2日・1回戦   日本航空石川10―0膳所 ( 2018年3月24日    甲子園 )

<日本航空石川・膳所>4回1死一塁、日本航空石川の4番上田は左中間に先制の適時二塁打を放つ。投手は手塚
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 第90回選抜高校野球大会第2日は24日、甲子園球場で1回戦が行われ、第3試合は日本航空石川(石川)が10―0で21世紀枠で59年ぶり出場の膳所(ぜぜ、滋賀)に勝利。春初勝利を挙げた。

 序盤は両チームともに走者を出すも得点に結びつかず。0―0の4回、3番原田が右安打で出塁、4番上田が適時二塁打を放ち均衡を破ると、続く5番長谷川のタイムリーで加点した。

 2点リードの6回もクリーンアップが活躍。原田が左安打で塁に出ると、上田が右翼線二塁打で加点。さらに暴投で1点を追加した。7回に3番原田のこの日4本目となる安打で1点、8回にも6番小板と7番山岡、8番代打井岡の3連続適時打と1番井川の犠飛などでリードを広げた。

 対戦校の膳所は県内随一の進学校で、打球傾向や気象データを加えて守備位置を敷くなど“データ野球”を徹底。日本航空石川打線は膳所の極端な守備シフトに手を焼いたが、中盤以降に昨秋北陸王者の攻撃力を見せつけた。

 21世紀枠で59年ぶり出場の膳所は、春夏通じて6度目の出場での聖地初勝利はならなかった。

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