西武 OP戦球団40年ぶり3連発 山川がおかわり先輩助言で目覚めた

[ 2018年3月24日 07:59 ]

オープン戦   西武4―0DeNA ( 2018年3月23日    メットライフD )

<西・D>初回2死、左越えソロを放つ山川
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 西武は23日、DeNAとオープン戦を行い、初回に3番・浅村栄斗内野手(27)から山川穂高内野手(26)、中村剛也内野手(34)が3者連続本塁打を放った。球団のオープン戦3連発は、クラウン時代の1978年にデービス、土井、ハンセンがマークして以来40年ぶり。不振に苦しんでいた4番・山川は5番・中村からのヒントで復調し、開幕前に強力打線の調子が上がってきた。

 思わず万歳したのは山川だった。初回、3連発のトリは5番・中村の左越えソロ。直前の自身の左越えソロの余韻も冷めぬ間の一撃に、山川が浮かべたのは手応えの笑みでもあった。

 「残り試合が少ないところでつかめたのはよかった。これで(開幕への)準備はできたと思う」

 初回2死から浅村の左中間ソロに続き、山川はカーブを左翼席中段へ運んだ。中村も続き、オープン戦ではクラウン時代の78年3月2日の中日戦でデービス、土井、ハンセンが放って以来、40年ぶりの3連発だ。

 前日までオープン戦打率・109、1本塁打だった山川にとって、14日の中日戦以来の2号ソロは完全復活ののろしだ。21日の楽天戦。4打数無安打で3三振も試合後は「もう、にやけが止まりません」と笑った。きっかけは8回1死満塁の5打席目の直前。ベンチ裏での先輩のひと言だった。「中村さんです。“そうやって構えてたっけ?”って。あっ、と思った」。春季キャンプ中から、バットを構えるトップの際に右肘が上がり、背中方向に入り過ぎる動きの修正に苦戦していた。

 無意識にオープン気味になっていたのを、スクエアに戻した。上半身の無駄な回転がなくなり右肘の悪癖も改善。「球の見え方が全然違う。去年と同じようになった」。後輩の一発に中村も「これからやっていかないといけない選手。気がついたときにはね」と自身のこと以上に喜んだ。

 紅白戦から4番に入りながらも、オープン戦では30打席無安打も喫し、一時は6番降格も味わった。「これでやっと、フォームのことを考えずにピッチャーと勝負できる」。眠れる獅子の4番・山川が完全に目覚めた。 (春川 英樹)

 ▼西武・浅村(初回に先制ソロ)まさか入るとは思わなかった。打てて良かった。

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