駒大苫小牧 ベンチから最後まで声を出し続けた期待の遊撃手「夏に向けてレベルアップしたい」

[ 2018年3月24日 15:21 ]

第90回選抜高校野球   駒大苫小牧 0―7 静岡 ( 2018年3月24日    甲子園 )

応援席に挨拶した後、甲子園を去る駒大苫小牧ナイン
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 偉大な父の背中を追いかけた。駒大苫小牧・高木は、ベンチから最後の最後まで声を出し続けた。出場機会がなくとも、枯れた声がチームとともに戦い続けた証だ。

 「小さい頃から野球を教えてもらっていた。打席に立っている姿が見たいと言われていたんですが…」

 父・幸雄さん(46)は、89年の春に上宮(大阪)との決勝でミラクル逆転劇を演じて優勝した東邦(愛知)の二塁手。自慢の父と練習を重ねてきた。高校進学の際、父の母校ではなく北海道の駒大苫小牧を選んだ。「環境を変えて、自立したかった」。だが、父との絆は変わらない。今でも名古屋に帰省すると、ノックを打ってもらうのが日課だ。

 幸雄さんは、アルプススタンドで息子の姿を見守った。「いつも厳しいことを言ってきました。“レギュラーを獲れ”と。すごいプレッシャーだったと思うんです」。成長を願う一心で、あえて厳しく接してきた。それを乗り越え、自らと同じ夢舞台にたどり着いた。「よく頑張ってくれました」。そう言って目を細めた。

 公式戦の出場はないが、佐々木監督が「高木が出てきてくれたら」と話す期待の遊撃手。高木は「守備では送球面、打撃では振る力が弱いので夏に向けてレベルアップしたいです」と、レギュラー奪取を誓った。

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