松坂 メッツとメジャー契約合意 即先発ローテ入りへ

[ 2013年8月23日 06:00 ]

メッツとメジャー契約で合意した松坂

 インディアンスに自由契約を申し入れ、FAとなった松坂大輔投手(32)が21日(日本時間22日)、メッツとメジャー契約で合意に達したことが分かった。米国7年目で初のナ・リーグ球団所属となる。メ軍は先発陣に故障者が多く、即先発ローテーション入りする見込み。プレーオフ進出は絶望的だが、約1年ぶりとなるメジャーの舞台は、自身の来季以降の契約を懸けた大事な戦いとなる。

 インディアンスを退団してから2日。松坂にオファーを出したのは、メッツだった。関係者の話を総合すると、契約は合意に達し、松坂もイチローの記録達成の余韻が残るメ軍の本拠地ニューヨークへ移動したという。

 メ軍は22日は試合がなく、23日(日本時間24日)のタイガース戦からチームに合流する。契約はメジャー契約。メ軍はメジャー40人枠は現在38人と枠を残しており、登録に支障はない。

 先発ローテーション入りも確実視される。メ軍は今季途中からローテーションに入っていたヘフナーが右肘痛で離脱し、腱移植手術を受ける可能性がある。代役のメヒアも右肘痛で故障者リスト(DL)入りし、手術が決まった。現在の先発陣は全員が20代。将来を考えて酷使したくない事情もある。「メジャーで先発として1年間戦える形をつくりたい」と語り、メジャーでの先発機会を求めてイ軍を退団した松坂にとって、最高の環境といえる。

 メ軍は21日現在で58勝67敗でナ・リーグ東地区で3位。首位ブレーブスから18・5ゲーム差をつけられ、プレーオフ進出も絶望的だ。しかし、松坂にとっては将来を左右する大切な1カ月となる。メ軍で来季の先発要員として確定しているのはハービー、ジー、ウィーラーの3人だけ。結果を残せば、メ軍との契約延長にもつながる。オフに他球団と交渉を進めるとしても、メジャーでの投球内容は大きな判断材料となる。

 メ軍には過去12人の日本選手が在籍。テリー・コリンズ監督は、オリックスで指揮を執った経験もあり、受け入れ態勢は万全だ。松坂は米7年目で初のナ・リーグ在籍。DH制はないため、打席にも立つことになる。背番号18はティム・タフェル三塁ベースコーチがつけており不透明だが、松坂が思い焦がれたメジャーの舞台に戻ってくる。

 ▽ニューヨーク・メッツ 1962年創設。リーグ優勝4回、ワールドシリーズ制覇2度。06年の地区優勝を最後にプレーオフ進出はなし。テリー・コリンズ監督(就任3人目)。本拠は09年完成のシティ・フィールド(天然芝、4万5000人収容)。日本選手は新庄、松井(現楽天)の野手のほか、吉井、野茂、石井(現西武)、高津(スポニチ本紙評論家)ら投手が多数在籍。松坂が13人目と球団別では最多だ。

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