阪神 助かった?救援陣恵みの雨&“天敵”との対戦回避

[ 2013年8月23日 06:00 ]

試合が中止となり、引き揚げる和田監督

 阪神にとって「恵みの雨」と思いたい。午後5時頃から断続的に降り出した小雨はその30分後に豪雨と化し、静岡・草薙球場のグラウンドを容赦なく叩きつけた。試合開始予定時刻だった午後6時に降雨によるグラウンド状態不良で中止が決定した。

 和田監督は「(やりたかったか?)もちろん、もちろん」と力強く言い放った。確かに、13安打9得点で快勝した前日の勢いに乗って、連勝といきたいところだった。

 とはいえ、この日の雨は今季に限り“天敵”となっている左腕との対戦を回避する「天の恵み」でもあった。

 この日のDeNA先発予定は藤井。今季、ここまで5試合対戦して0勝4敗、防御率1・47に封じ込まれている苦手左腕だった。結果的に、その左腕との対戦を回避することができた。黒田ヘッドコーチは「みんな、そういう(攻略する)気持ちだった」と振り返ったが、対戦しなくてもいいのなら、それに越したことはない。

 さらにビジター6連戦中だったチームにとっても、格好の休養日となったに違いない。戦いの日々で傷つき、疲労がたまった肉体をケアする絶好の機会となった。特に疲労が蓄積している中継ぎ投手陣にとって大きな1日。指揮官も「そういう意味では(いい雨になった)ね」とうなずいた。

 23日からは敵地・名古屋で中日との3連戦。まだ自力優勝の可能性は残っている。この日の休養で心機一転。竜を蹴散らし、万全の状態で首位・巨人との直接対決に臨む。

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