大リーグ移籍目指す岩隈「楽天に感謝」

[ 2010年10月7日 19:56 ]

 今オフの米大リーグ移籍を目指し、ポスティングシステム(入札制度)を利用する楽天の岩隈久志投手が7日、仙台市のKスタ宮城で「楽天に感謝したい」と心境を語った。球団がポスティング容認を発表した4日以降、同投手が報道陣に直接対応したのは初めて。

 この日がチームの秋季練習初日で、岩隈は別メニューで室内にこもり、体のケアに努めた。

 2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での経験から大リーグへのあこがれが強まったそうで「一番のきっかけはWBC。向こうのマウンドや球場の雰囲気が日本と違うのを感じた」と説明。今後はシーズンの疲れを取りながら大リーグ使用球に体を慣らしていくという。

 ポスティングは11月1日から来年3月1日の間に手続きを行う。楽天が最高入札額を受諾すれば、提示した球団に独占交渉権が与えられる。

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2010年10月7日のニュース