原監督 坂本に熱血マンツーマン指導

[ 2010年10月7日 06:00 ]

室内練習場で非公開で原監督(左)の直接指導を受けた坂本

 巨人・原監督が不振の坂本にマンツーマン指導を施した。川崎市のジャイアンツ球場で行われた全体練習。指揮官は坂本だけを室内練習場に呼び寄せると、打撃ケージの目隠し用カーテンを閉め、報道陣も締め出した。

 その後1時間、自ら打撃投手を務めるなどして、ここ10試合で打率・250の坂本を指導。グラウンドでのフリー打撃では正面に立ち、中堅方向へのライナーを意識するように助言を送った。

 最近5試合の計23打席のうち、15打席でフライアウト。2日の横浜戦(東京ドーム)後には、原監督は「ポップフライ病」と評した。翌3日の練習ではあえて手を差し伸べなかったが、この日は春季キャンプ並みの熱血指導。原監督は「今年の成績自体は誇ってもいいが、本人も私も目標は高い。勇人らしさが出てほしい」と説明。坂本も「集中してやるだけです」と答えた。残りシーズン2戦勝利、そしてCS突破へ、坂本の復調は欠かせない。

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2010年10月7日のニュース