マエケン3冠確実!狙って8三振奪う

[ 2010年10月7日 22:05 ]

 【広島1-3巨人】負けはしたが、最多勝が確定した。広島の前田健は、そのことより「三振を狙いにいって、取れて良かった」。2位のヤクルト・村中との差を13個に広げる、5者連続を含む8奪三振。リーグ11年ぶりとなる、最多勝と防御率を合わせた投手部門の3冠を確実にした。

 三回からエンジンがかかる。スライダーに巨人打者のバットが次々と空を切った。7回3失点で16勝目はならず、22歳は「負けていい訳じゃないけれど」とこぼしたが、周囲の注目は奪三振数だった。三振を奪うたびに、広島ファンからわき上がった大歓声が、それを証明していた。
 快挙の要因の一つとして、根本アスレチックトレーナーは「一度見た動きを、すぐにこなせるセンス」と証言する。夏場に疲労などで苦しんだが、前田健は「1年間しっかりした投球ができた」と風格を漂わせる。努力に裏打ちされたその才能が、一気に開花した4年目になった。
 

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