「面倒見が良かった」梨田監督“親分”急死に衝撃

[ 2010年10月7日 12:14 ]

08年2月、名護キャンプを訪れた大沢啓二氏(右)と談笑する日本ハムの梨田監督

 日本ハムの梨田昌孝監督は、7日に死去した大沢啓二元監督について「大沢“親分”と呼ばれるだけあって、非常に面倒見が良く、他球団出身の私が日本ハムの監督に就任した際にも大変温かく迎えてくれた」と振り返った。「まだまだ野球界を引っ張っていただきたかったのに残念でならない」と78歳の早すぎる死を悼んでいた。

 ▼日本ハム・田中賢介選手会長の話 かけがえのない大きな存在だった。最近はテレビでご活躍を拝見することが多かったが、チーム状態が良いときも悪いときも、ファイターズを愛してくださっているのが画面を通して伝わってきた。

 ▼日本ハム・稲葉篤紀主将の話 日本ハムに入団したころはなかなか名前を覚えてもらえなかったが、2006年に日本一になったころからは球場で会えば気軽に声を掛けていただき、ようやくファイターズの選手になれたと実感した。

 ▼日本ハム・五十嵐信一2軍監督(1981年のリーグ優勝メンバー)の話 あまりの突然な訃報に驚いている。現役時代からの大恩人。野球界に多大な功績を残し、素晴らしいプロ野球人生だったと思う。

 ▼日本ハム・田中幸雄2軍打撃コーチの話 びっくりしてまさかと思った。残念というかショック。私にとっては媒酌人でもあり、近い存在だった。一番の思い出は、現役時代に外野手を経験させてもらったこと。

 ▼日本ハム・ダルビッシュ有投手の話 球場などでお会いした際には温かく、優しい言葉ばかり掛けていただいた。いつも気に掛けていただき、励みになった。野球界にとって、あまりに大きな損失だと思う。

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2010年10月7日のニュース