来季ファーム交流戦 最大18試合程度増

[ 2010年10月7日 06:00 ]

 実行委員会では、来季のファーム交流戦の試合増を決めた。

 1チーム最大で18試合程度増やす案が検討されている。今季のファーム交流戦は巨人―阪神の2試合だけだった。現状の公式戦は1チーム、イースタン・リーグ108試合、ウエスタン・リーグ104試合。巨人が中心となってソフトバンクと共同提案して実現にこぎつけ、巨人・清武球団代表は「この最低の試合数を維持したうえで交流戦を上乗せする。チームにより試合数にばらつきは出るが、優勝や順位は勝率で争う」と方向性を話した。楽天が参入した05年以降、イースタン7、ウエスタン5チームとなり、ウエスタンでの試合数減少など東西格差が問題となっていた。昨年12月には労組・日本プロ野球選手会からも改善の要望が出ていた。

 ◆その他の審議・決議事項 (1)デジタルシステムが導入される28日のドラフト会議に備えてリハーサルを実施することを確認(2)2軍の若手選手を派遣するインターコンチネンタル杯(23日から台湾)のスタッフ、最終メンバー24人を承認(3)選手年金問題について11月中に方向性を出す方針を確認(4)セ・リーグが提案している交流戦の順位決定方法の見直しは継続審議(5)選手会と連携し、13日に宮崎でフェニックスリーグ参加中の選手約360人を対象に「暴力団等排除活動講習会」を実施すると発表。12月2日の選手会総会でも講習会を行う(6)東都大学リーグが80周年事業として来年11月に行う「東都大学プロ野球OB対現役選抜」の実施を確認。

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2010年10月7日のニュース