フジテレビ「PICU」台本読み、役を解釈する吉沢亮の鋭さ

月9ドラマ「PICU」で主演を務める吉沢亮（C）フジテレビ
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　フジテレビ月9ドラマ「PICU」（月曜後9・00）は、北海道内に新設された小児専門の集中治療室（PICU）の医師たちの奮闘を描く物語。主演しているのは俳優の吉沢亮（28）だ。心優しく涙もろい新米医師役。金城綾香プロデューサーは吉沢の起用について「本当にそういう人がいるんじゃないかと思わせてくれる役者。いつか一緒に仕事をしたいと思っていて、それがかなった」と念願のオファー実現だったことを明かした。

　劇中で吉沢は、自分の心に正直ながらも不器用で、失敗や葛藤を繰り返しながら医者として成長していく姿を表現している。その演技について金城氏は「当初は弱々しいキャラクターになってしまうのかなという懸念もあった。でも吉沢さんは、未熟さの中にも力強さがある（主人公の）志子田先生を表現してくれている。台本を読んで役を解釈する鋭さがある」と演技を絶賛。「自分が演じてほしい人に、演じてほしい役をお願いできる。それはプロデューサーの役得ですね」と、いたずらっぽい笑顔を浮かべた。