24年大河「光る君へ」 柄本佑は藤原道長役オファー予感してた?吉高絶賛の「知らコト」コンビタッグ再び

[ 2022年11月8日 17:24 ]

NHK大河ドラマ「光る君へ」に出演する吉高由里子と柄本佑
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 NHKは8日、2024年に放送される大河ドラマ第63作「光る君へ」で女優の吉高由里子(33)が演じる主人公・紫式部の生涯のソウルメイトとなる「藤原道長」役を、俳優の柄本佑(35)が演じることを発表した。柄本とともに吉高も登壇した会見では、早くも生涯のソウルメートを感じさせるやりとりを見せた。本作は、大石静さんが脚本を手掛け、平安時代の紫式部の物語を描く。

 柄本と吉高は、2020年に放送された吉高主演の日本テレビ系連続ドラマで大石さん脚本の「知らなくていいコト」で共演。2人は元恋人という役柄で、作中で度々キスシーンを披露し話題となっていた。

 「知らコト」コンビの再タッグ。会見では柄本が「この作品をやるのは知っていて、今年の3月くらいにお話いただいて、数年前のドラマが刺激的で、心のどこかで俺じゃないのかな、と思っていたと思う」と過去の吉高との共演を振り返り、相手役のオファーを“予感”していたと明かした。吉高も「柄本とは日テレのドラマでご一緒して、台本読んでいて想像しないようなお芝居を、瞬発力でする。そのリアクションが楽しい1クールだった。今回はどんな発想で台本が具現化されるのか、1年間そばで見られるのが楽しみ」と2020年以来となる共演に心躍らせた。

 今作について同局の制作統括の内田ゆきチーフ・プロデューサーは「私たちの道長は、最初から野心にあふれたやり手の政治家だったわけではありません。のんびり育ったフツーの青年が、運命に導かれるかのようにのしあがり、成熟した男となっていく。折々の道長との関係に、時に突き動かされ、時にじっと思いを胸に秘めながら、人生をつかみとっていくまひろ。吉高由里子さんと柄本佑さんの化学反応の連続にどうぞご期待ください」と2人にしか出せない世界観、演技に大きな期待を寄せた。

 千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書きあげた女性「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は、秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い――。大石作品で再び交錯した吉高と柄本が紡ぎ出す24年大河「光る君へ」が、今から待ち遠しい。

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