うつみ宮土理 夫・愛川欽也さん他界後「2年間はあまり覚えてない」「暗い闇の中をどこに」激やせも復活

[ 2022年11月8日 15:17 ]

うつみ宮土理(2017年撮影)
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 タレントのうつみ宮土理(80)が8日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。夫でタレントの愛川欽也さん(享年80)の他界後について語った。

 愛川さんが他界して7年。司会の黒柳徹子から「あっという間みたいに思うけど、そうでもない?」と聞かれたうつみは「あっという間の7年って思いますけど、最初は凄く、なんか厚いシャッターがバンと落ちたんですよ。“お亡くなりになりました”って言われた時に」と回顧。「それから、本当にね、2年間はあまり覚えてないんです。食事も取ったんだか取らないんだか分かんないような、そんなふうな毎日で」と続けた。

 「だから家族とあと友達が、近所の友達がね、“あの時ひどかったのよ。今だから言えるけど、宮土理さんがね、橋の上に立って、桜の花が散るのをね、ボーッと見てる姿を見て、その姿を見て涙した”っていう友達も言ますし」と語ると、「だから本当に2年間っていうのはボーッと、なんかシャッター下りたまんまで、暗い闇の中をどこに行けばいいんだろうって、そんな2年間でしたね」と表現した。

 「でもだんだんだんだん元気になって。お料理の上手なマネジャーさんが少しずつ私の好きなものを作ってくれて、で、食べ始めて。で、その時は34キロぐらいしかなかったんです。骨皮すじ子になっちゃって。で、ボーッとしてて、だんだんだんだんマネジャーとか妹の支えがあって、少しずつ元に戻っていって、で食べる味が分かってきて。少し肉が付き始めて、良かったなっていう感じで。2年間は仕事もしてませんでした」と説明。「でもまだまだね、雲を見ると、あの中にキンキンがいるような気がしたり、やっぱりどっか見ると思い出します」としみじみと語った。

 今は元気と振られると、「やっと声も出るようになったし」とうつみ。愛川さんが死去した当時は「出ないですね、あんまり痩せてると。ちっちゃな声で言ってるつもりが周りの人には聞こえてなくて。“なんて言ったの?”って。周りの人も優しいのね、“大丈夫なの?元気出してね”そんな感じでしたけど」と振り返った。

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2022年11月8日のニュース