ソフトバンク・小久保監督「生きてるって感じ」 緊張感のあった初陣1勝!「みんないい仕事をしてくれた」

[ 2024年3月29日 21:35 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3ー1オリックス ( 2024年3月29日    京セラD )

監督として初勝利を飾った小久保監督は、ウイニングボールを手に笑顔を見せる(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 プロ野球は29日、セ・パ両リーグが開幕。ソフトバンクはリーグ3連覇中のオリックスと対戦。1―1の7回に西武から新加入した山川が決勝の移籍後1号ソロを放った。投げては自身3度目の開幕投手を務めた有原が7回途中1失点の好投で、開幕戦では初勝利となった。今季から監督に就任した小久保監督は初陣星を挙げて、チームは17年から開幕戦8連勝となった。

 初陣星を飾った小久保監督は試合後に「本当、開幕戦の独特の緊張の中、投手陣を含めてみんないい仕事をしてくれました。なかなか、思うとおり、これでいこうという形があったとしてもそんなにうまくいかないんですけど。松本の登板から藤井も開幕戦の独特の緊張で少し、いつもとは違いましたけどね。いつも通りだったのはオスナくらいじゃないですかね」と開幕戦を振り返り、「緊張はありました。それが生きてるって感じじゃないですか」と告白した。

 3度目の大役を務めた有原については「タイミング1点取られた後、次の打者の初球に155キロ投げた。そういうスイッチ。これ以上、初回の点はダメだというスイッチの入れ方とか、本当にいいところが出ました」と称えた。

 そして「100球くらいまでは行けるという話で、あそこはセデーニョの粘られ方で点を取られたら西川から替える。とられていなかったら西川まで勝負させるつもりだった。あそこはいっぱいいっぱいかなと思って代えました」と降板のタイミングについて明かした。

 1―1で迎えた7回。先頭の山川がボールカウント1ー1からオリックス先発の宮城が投じた3球目の150キロの直球を打ち返すと、打球を右中間スタンドに運んだ。今季チーム1号が勝ち越しの一発となった。小久保監督は「プラン的には取れても2点かなと思っていた。2点目がああいう勝ち越しホームランになった」と回顧。その後の加点も「四球からつながってもう1点取れたのが大きかった」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月29日のニュース