報徳学園 昨春準Vとの違いは「去年は打倒桐蔭だったが…」雪辱Vへ間木、今朝丸がフル回転準備

[ 2024年3月29日 17:19 ]

翌日の選抜準決勝に向けて気合が入る(右から)報徳学園の間木と今朝丸(撮影・河合 洋介)
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 第96回選抜高校野球大会は29日に今大会初の休養日を迎え、4強入りした各校は翌30日の準決勝に備えて最終調整した。

 2年連続で準決勝に進出した報徳学園(兵庫)は、30日の中央学院(千葉)戦に向けて西宮市内の同校グラウンドで練習した。

 昨春は準決勝で大阪桐蔭を破るも、決勝の山梨学院(山梨)戦で本領を発揮できず頂点に一歩届かなかった。大角健二監督は「試合直後から気持ちが切り替わっていた。去年は“打倒・大阪桐蔭”を掲げていたが、今年は去年よりもいいメダル、旗を持って帰ることを目標にしてきた。選手の気持ちも切り替わっている」と明かす。昨年の経験を糧とし、チームの雰囲気も上々だ。

 28日の大阪桐蔭(大阪)との準々決勝では背番号10の今朝丸裕喜(3年)が1失点完投勝利を挙げた。

 背番号1で主将の間木歩(3年)が「今朝丸以上のいい投球をしたい。一戦必勝の強い気持ちで臨みます」と決意表明すれば、今朝丸は「体に張りはあるけど気合でいきます」とフル回転を誓った。

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