4連覇狙うオリックス、14年ぶり本拠地開幕勝利ならず…移籍初登板の吉田輝星は好救援でトレンド入り

[ 2024年3月29日 21:03 ]

パ・リーグ   オリックス1ー3ソフトバンク ( 2024年3月29日    京セラD )

<オ・ソ>好リリーフの吉田輝星を迎える宮城大弥(撮影・井垣 忠夫)
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 リーグ4連覇を狙うオリックスは、先発の宮城が7回途中で9三振を奪う力投も6安打3失点で自身初の開幕マウンドを勝利で飾れず。ソフトバンクに1―3で敗れ、2010年以来14年ぶりとなる本拠地開幕勝利はならなかった。

 3年連続投手4冠の絶対エース・山本由伸がドジャースへ移籍した先発陣を引っ張る役割を託された22歳。今春の実戦5戦計16イニング無失点と万全の状態で臨んだが、初回いきなり失点。1死から2番・今宮に153キロ直球を捉えられて右中間を破る三塁打を浴びると、続く柳田に右犠飛を打たれて先制を許した。

 その後は走者を出しながらも持ち味を発揮していたが、制球が甘くなった7回、山川に右中間への勝ち越しソロを被弾。なお1死一、二塁から甲斐に左前適時打を浴びて無念の降板となった。

 2番手でマウンドに上がったのは昨オフにトレードで加入したプロ6年目の吉田。1死一、二塁から牧原を146キロの直球で二ゴロ、周東を見逃し三振に打ち取り、“新天地デビュー”で好リリーフを披露した。6球での見事な火消しにオリックスファンは沸き立ち、「吉田輝星」がX(旧ツイッター)のトレンド入りを果たした。

 打線は1点を追う初回2死一、二塁から宗が左翼線へ適時二塁打を放って試合を振り出しに。その後は走者を出しながらもソフトバンク先発の有原を攻略できず、初回の1点のみに終わった。

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