元巨人マイコラス 開幕戦は4回途中5失点で敗戦投手 大谷との対戦は「毎回ヒットにされるとは限らない」

[ 2024年3月29日 09:08 ]

<ドジャース・カージナルス>5回、右前打を放つ大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 カージナルスのマイルズ・マイコラス投手(35)が28日(日本時間29日)、ドジャースとの開幕戦に先発。ドジャースの1~3番に並んだ、ムーキー・ベッツ内野手(31)、大谷翔平投手(29)、フレディ・フリーマン内野手(34)のMVPトリオに2発含む5安打4打点6得点と勢いを止められずに敗戦投手となった。

 マイコラスは初回にベッツを四球で歩かせると、大谷には右翼線二塁打(結果は走塁死)を許した。そして1死三塁からフリーマンに甘く入ったカットボールを中前にはじき返されて17球で先制点を許し、初回に2失点した。

 3回には再びMVPトリオに攻略された。先頭のベッツが内角速球を捉えられて左翼へソロ。大谷は四球で歩かせると、続くフリーマンにはカーブを捉えられて中堅右へ2ランを被弾した。

 5回に大谷に安打を許したところで降板。4回1/3を7安打5失点で黒星を喫したマイコラスは、3人との対戦について「残った数字では、(いい投球とは)見えなかっただろう。2本塁打と安打を打たれてしまった。初回に(ベッツを)歩かせたのは、いい打席だった。ただ、その後はポテンヒットとゴロの安打だ。だから(難しさは)イエスでもありノーでもある。みんなメジャーリーグの打者だから気は抜けないよ」と振り返った。

 また、大谷との対戦については「いい球を投げられていたと思う。四球になった球も際どかった。あとは緩い打球のヒットと単打だ。また同じ球を投げたとして、毎回ヒットにされるとは限らない。(ただ、今日は)いい球に対していいスイングをした。すごい選手だよ」と相手を称えながらも強気な姿勢を貫いていた。

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