LA地元紙記者 大谷翔平の“水原騒動”感じさせない活躍に「何の影響も受けていないかのよう」

[ 2024年3月29日 01:36 ]

<ドジャース・カージナルス>名前をコールされた大谷は声援に応えながらスタジアムに姿を現す(撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が28日(日本時間29日)、本拠地開幕戦となったロサンゼルスでのカージナルス戦に「2番・DH」で先発出場。試合前のセレモニーでは「ショーヘイ・オータニ!」とコールされると一番の歓声を浴び、手を振ってグラウンドに登場し、試合では3打数2安打とマルチ安打を放つ活躍で本拠デビューを飾った。

 大谷はこの日、初回の第1打席で右翼線へ二塁打を放つと、5回の第3打席は右前打と3打数2安打。チームの7-1の勝利に貢献した。

 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」の著名コラムニスト、ディラン・ヘルナンデス記者は、開幕前に専属通訳を務めた水原一平氏の違法賭博問題を引用し「大谷翔平、ドジャース本拠地デビュー戦でスキャンダルなど微塵(みじん)も感じさせず」と題した記事を執筆した。

 「彼はプライバシーを守るために極端な手段をとっているため、チームメートを含め、彼の周辺にいるほぼすべての人間にとって謎の存在となっている。彼の行動を推測しようとしても、教養ある推測の域を出ないだろう」としつつ「迷うことなく言えるのは、大谷の口座から違法ブックメーカーとされる口座に資金が移されたとしても、大谷は何の影響も受けていないかのように振る舞っているということだ」と大谷のメンタル面の強さを絶賛した。

 

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