DeNAドラ1・度会 5年ぶり開幕戦白星導く! 歴史的同点3ランでド派手デビュー、4打数1安打3打点

[ 2024年3月29日 21:24 ]

セ・リーグ   DeNA4-3広島 ( 2024年3月29日    横浜 )

<D・広>3回、3ランを放ち石井コーチ(左)に迎えられる度会(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 DeNAのドラフト1位ルーキー・度会隆輝外野手(21=ENEOS)が29日、広島との開幕戦に「1番・右翼」でデビュー。1号アーチを含む4打数1安打3打点をマークした。チームは4-3で競り勝ち、5年ぶりに開幕戦を勝利で飾った。

 初打席では父の現役時代の登場曲「アース・ウインド&ファイアー」の「レッツ・グルーヴ」で入り、初球をフルスイング。2球目の外角球を打ちに行ったが、二ゴロだった。

 3点を追う3回、1死一、二塁から値千金の同点3ラン。場内はどよめきと大歓声に包まれ、度会はド派手なガッツポーズを決めて吠えた。球団では大洋時代の60年、黒木基康が放って以来64年ぶりの新人開幕本塁打となった。

 5回の第3打席は右飛、7回の第4打席は一ゴロだった。

 守っては初回の右翼守備では先頭・菊池の右前への打球に対応したが、照明に視線をさえぎられて捕球できず(記録は右前打)。それでも体ごとで打球を前に落とし、長打は許さなかった。6回には頭上を越されそうな当たりを背走しながらジャンプして好捕。フェンスに激突しながらのファインプレーに、場内からは「隆輝コール」が沸き起こった。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月29日のニュース