オリックス・宮城「チームに勢いをつけられるような…」 チーム14年ぶりの本拠地開幕白星へ気合い

[ 2024年3月29日 06:30 ]

キャッチボールするオリックス・宮城 (撮影・井垣 忠夫)
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 オリックス・宮城が高卒5年目で初の開幕投手を務める。28日、予告先発投手として公示された。

 チームは京セラドームでは20年以来7度目の開幕戦で、勝ったのは金子千尋が完封した10年の1度のみ。新時代を築くエース左腕が、14年ぶりの本拠地開幕白星をたぐり寄せる。

 「できれば、ハイクオリティー(・スタート=7回以上自責2以下)だったり、もっと高いところを目指したいですけど、できることを目いっぱいやりたい」

 今春実戦は5戦計16イニング無失点と、盤石の仕上がり具合を誇示。先発6回6安打無失点と好投した22日阪神戦(京セラドーム)後、中嶋監督から「言わなアカンの?」と、とぼけられながらも固い握手を交わしつつ大役を告げられた。

 大エースだった山本由伸がドジャースへ移籍した中で、4連覇を目指すチームの“旗頭”として託されるマウンド。毎年希望していた念願の開幕投手へ「最初のマウンドに立てることを、しっかりと(かみしめたい)。チームに勢いをつけられるような、そういう試合をつくりたい」と息巻いた。

 すでに開幕戦のチケットは完売。「大勢のファンが来ると信じている。力を貸してほしいです」と背番号13。満員の本拠地を沸かせる快投で、4連覇への道のりを力強く踏み出す。 (阪井 日向)

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