ダルビッシュが幼少期にお手本にしていた意外な近鉄投手「マネしろって、ずっと言われていました」

[ 2024年3月29日 16:25 ]

パドレスのダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(37)が、28日に放送されたABEMA「緊急渡米!石橋貴明のベースボールのおかげです」に出演。とんねるず・石橋貴明(62)を前に、さまざまな思いを激白した。

 記録に関しては無頓着。記念グッズなども、ダルビッシュは昔からあまり興味がない。幼少期は大阪に住んでいて、近くに近鉄の本拠・藤井寺球場があり、試合観戦もしたが「サインをお願いしたことはなかった。そういうタイプではなかった」と振り返る。

 また「(近鉄の)ファンとかではなかった。たまに父親に連れて行ってもらって。よく、高村さんが投げていた」と回想。野茂英雄氏が渡米した後の話で、当時は高村祐投手が記憶に残っているという。

 高村は1991年近鉄のドラフト1位で入団した本格化右腕。1年目に13勝をマークし新人王に輝くなど、プロ通算83勝を挙げた。ダルビッシュは「僕は4、5回、藤井寺球場に試合を見に行っているんですが、そのうちの3回か4回は高村さんが先発だったのは覚えてます」と懐かしそうに思い出した。

 さらに「自分の母親のお兄さんに、野球を教えてもらっていたんですが、いつも“高村さんのマネをしろ”ってずっと言われてました。高村さんのフォームが良くて」と、当時お手本にしていた逸話を明かすと、初耳だった石橋は「へ~」と感嘆の声を上げていた。

 「小さいときから野球はすごいうまかったの?」と聞かれたダルビッシュは「全然。あまり集中力のない子供って感じで、打撃は一応4番を打ってましたが、めちゃくちゃ打ちまくるかというとそうではなくて、肩の強い子供って感じでした」と回想。中学時代から才能を開花していくが、幼少期は「普通」だったと告白していた。

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