開幕1軍を目指すヤクルト若手野手がアピール合戦!巨人から加入の北村拓や育成出身の赤羽が快音

[ 2024年3月20日 17:42 ]

オープン戦   ヤクルト8―2日本ハム ( 2024年3月20日    神宮 )

<ヤ・日>3回、勝ち越し適時打を放つ北村拓(撮影・尾崎 有希)
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 開幕1軍を狙う若手野手がアピール合戦を繰り広げた。本拠地では最後のオープン戦となった日本ハム戦。まずは「7番・二塁」でスタメン出場した北村拓が勝負強さを発揮した。

 1―1で迎えた3回2死満塁で、外角のフォークにうまくバットを合わせて中前に2点適時打を放った。これが決勝打となり「オープン戦とはいえ、チームとして勝ちにこだわわってやっている。調子自体は悪くないし、いいところで打てたので、もっと向上心を持ってやっていきたい」と表情を引き締めた。

 途中出場の赤羽は4回にオープン戦2号となる左越えソロを放つと、6回には無死二、三塁で中前にダメ押しの2点適時打。豪快な一発に「うまく反応して打つことができた」と胸を張った。オープン戦はここまで12試合で打率・400、2本塁打、4打点と開幕1軍に向けて猛アピールを続けている。

 若手の台頭を求めている高津監督は、新加入の北村拓に「せっかく仲間になったので、絶対に生かさないといけないと思っている」と大きな期待を寄せる。また、赤羽については「思い切りがいい。失敗を恐れずにスイングを仕掛けていくのは若者らしい。しっかりバットを振って結果を出していることに関しては非常に良い」と高く評価した。

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