【松井裕樹と一問一答】ピッチクロック違反は「やっちゃったー」 ダルの「背中を追いかけていきたい」

[ 2024年3月20日 23:48 ]

ナ・リーグ   パドレス2ー5ドジャース ( 2024年3月20日    高尺スカイD )

メジャー初登板を果たしたパドレスの松井裕樹(AP)
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 パドレスの松井裕樹投手(28)が20日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われた開幕戦のドジャース戦でメジャーデビューを果たした。

 出番は2-1の6回1死の場面だった。4番手としてマウンドに上がると、ピッチクロック違反を取られるなど“洗礼”も受けたが、2/3回を投げ、無安打無失点。上々のデビュー戦だった。一問一答は以下の通り。


 ――登板を振り返って

 「緊張しましたね、久しぶりに下半身があんまり使えないというかそれぐらいフワフワした気分になったのは本当に久しぶりだなと思うので。そういうのも含めて凄いいい刺激を受けましたし、また明日からは少し落ち着いてできるのかなと思います。僕のことを知ってくれている日本のファンの皆さまは、フォアボールを出して三振取って、まぁ僕らしいと思ってくれるのかなと思います。なるべくランナー出さないで明日以降頑張りたいです」

 ――手応え、収穫は

 「今日に関してはゼロで帰ってきたことぐらいですかね」

 ――ベンチに帰るときに誰もいない方へ行きかけた

 「いや、あっちから必ず帰らなきゃいけないとかはちょっと分からなくて。みんなが“あっち”って。出迎えてくれたので良かったです」

 ――ピッチクロックへの対応は

 「やっちゃったーと思って。意識がもちろんバッターにいくんですけど、その中でタイムの意識が一瞬、あの球だけですかね、ちょっと飛んじゃって」

 ――タイマーは気にしながら

 「そうです、はい、あの球だけ、なんか飛んじゃいました」

 ――ダルビッシュはマウンドの姿を見て涙が出たと

 「本当にダルさんに支えてもらって、ようやくメジャーのマウンドに立てたので、本当にありがたい存在です。これからも背中を追いかけていきたいです」

 ――投げ終わりでかけられた言葉は?

 「普通にナイスピッチングと」

 ――1点リードの場面で起用されて

 「大事な開幕戦で勝っている展開で使ってもらったというのは本当に意気に感じますし、その中で何とか、アウト2つですけど取って帰ってこれたので、最低限の仕事ができたのかなと思います」

 ――開幕戦のホールドは日本選手初めて

 「そうなんですか?ありがとうございます」

 ――登場曲のあいみょんはこだわり

 「そうですね、アメリカの皆さんに知ってもらいたいです」

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