パドレス・シルト監督　爆破予告にも運営を信頼「MLBとセキュリティーチームの実力を信じている」

マスグローブ（左）と会話するパドレス・シルト監督（AP）
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　パドレスのマイク・シルト監督（55）が20日、ドジャースとの開幕戦前に取材対応。爆破予告を受けたことについて「少し不幸なニュースだが、そういう可能性があること自体よいものではない。しかし私はMLBとセキュリティーチームの実力を信じているので、特に意見はありません」と会場運営に信頼を寄せた。

　いよいよ開幕を迎えたことには「待ち望んでいた開幕戦だ。非常に楽しみにしている。監督として最善を尽くしてマネジングをする」と高揚感を口にし、「これまでチームを見守ってきてうれしく思うのは、一つのチームとなってチームワークを発揮していること。どこを補完すべきか考えて、いろんなトレーニングを積んできた。多くを示したいが、まずはプレーを見てもらうことが大事だろう」と話した。

　開幕投手のダルビッシュ有投手の予定イニング、球数については「今日の状況を見守らないといけない。正確には申し上げられません」と話すにとどめた。

　韓国LGからポスティングシステムでパ軍に入団した救援右腕の高祐錫（コ・ウソク）投手はメンバーから漏れた。韓国遠征に同行させながら、マイナー降格とした決断について、指揮官は「厳しい決定を迫られた。今のところはビルドアップが十分にできていないと判断したが、シーズンが進んでいけばチームに十分貢献してくれるだろうと期待している。キャンプからここまでさまざまな適応を迫られた。最高のコンディションを整えれば、またチームに貢献してくれると思う」と説明した。