大谷翔平が8回に移籍後初打点となる左前打も… 直後の走塁では二塁を踏まず帰塁できずアウトに

[ 2024年3月20日 21:49 ]

ナ・リーグ   ドジャース―パドレス ( 2024年3月20日    韓国・ソウル )

<パドレス・ドジャース>8回に左前適時打を放つ大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が20日、パドレスとの開幕戦に「2番・DH」で先発出場。8回の第5打席にドジャース移籍後初打点を挙げた。

 ダルビッシュ有投手(37)との初対決は2打数1安打に終わった。初回無死一塁で迎えた第1打席は2ボール1ストライクからの4球目、外に沈む球にバットを出したが、当てただけの遊ゴロに倒れた。併殺は免れたが、好機拡大とはならなかった。

 3回2死無走者で迎えた第2打席では、しっかりとやり返した。カウント2ボール2ストライクからの5球目、高めの直球を上からしっかりと叩いて、打球速度181キロの弾丸ライナーで右前に運んだ。すぐさま次打者の初球に二塁盗塁にも成功。スタンドで観戦した真美子夫人もガッツポーズし、周囲とハイタッチして笑顔を浮かべた。

 第3打席は強烈な当たりながら三ゴロ。そして7回は投ゴロに倒れたが、8回だった。3得点して逆転して迎えた第5打席。1死一、二塁の場面で左前打を放ち、移籍後初打点もマークした。新パフォーマンスとなっている一塁ベースコーチとヘルメットをぶつけ合った。

 だが、その後、フリーマンの右翼への強い当たりで一気に二塁ベースまで到達したが、フライアウト後に二塁を踏まずに一塁に戻ったとしてアウトとなった。

 メジャー移籍後、過去の開幕戦は21打数3安打、打率・143だったが、開幕戦は初のマルチ安打。新天地1年目の飛躍を予感させる活躍となった。

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