【大谷一問一答】「最後まで出られた。術後の経過として、それが一番良かった」フル出場に安ど

[ 2024年3月20日 23:13 ]

ナ・リーグ   ドジャース5-2パドレス ( 2024年3月20日    韓国・ソウル )

サムアップする大谷翔平(AP)
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 ドジャースは自慢の強力打線が終盤につながり、パドレスに逆転勝ちし開幕戦を白星発進。「2番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(29)は5打数2安打1盗塁だった。開幕戦のマルチ安打はメジャー移籍後、初めてとなった。

 大谷は初回の第1打席は遊ゴロ、3回の第2打席はダルビッシュから右前打を放ち、ドジャース初安打をマーク。5回無死一塁の第3打席は三ゴロ、7回の第4打席は一ゴロと内野ゴロが続いたが、8回の第5打席で左前適時打を放ち、ドジャース初打点も記録した。ただ、この適時打で出塁後、次打者・フリーマンの右飛で二塁ベースを戻らずに帰塁したとみなされ、アウトになる痛恨ミスもあった。

 試合後の大谷の一問一答は以下の通り。

 ――ドジャースデビューして。
 「勝てたのが一番かなと思いますし。終盤で逆転できるのは強いチームじゃないかな。こういう試合が多ければ、今後も勝ちが増えていくんじゃないかと思う」

 ――強力打線、証明できたか?
 「もっともっと点が入るシチュエーション、例えばムーキーが出た後の僕がもうちょいつないでたらとか、早い回でもう1本出てればより良い得点の仕方があったんじゃないかと思うので、どこのラインナップ見てもどこからでも点が入る雰囲気があるので、自分としても心強いなと思います」

 ――改めて開幕戦終えて
 「最初のスタートとして勝てたのが良かった。最後まで粘れた。あきらめずに逆転できてチームとして良かった」

 ――相手先発はダルビッシュ投手。
 「1球1球、やっぱり気合入ってましたし、素晴らしい球が来てましたし、どっちも追い込まれた打席で僕の方が苦しい打席でしたけど、何とか1本が出て良かった。会釈くらいしたかったんですけれど…ピッチクロックがあって時間なかったんで。塁上からっていう感じになっちゃいました。でも球も素晴らしかったし、1本なんとか打ちましたけどこれから何回もやっていくと思うので、復習しながらまた切り替えていきたい」

 ――キャンプで走塁のトレーニングやっていたが手ごたえは?
 「体調が良いのが一番。今日まず試合に最後まで出られた。術後の経過としてそういうスタートを切れたのが一番良かった」

 ――コーチとヘルメットぶつけいるセレブレーション?は何ですか?
 「あれはハンドシェイクみたいな…コーチの方からどうかって言われて(笑)」

 ――緊張は?
 「緊張感はありましたけど、やっぱり投手の方が緊張すると思うのでそれは変わらないですし。そういうのに比べたらリラックスして入れたかなと思う」

 ――オープン戦に比べて。
 「体かたかったので、構えから違和感があったので。そのせいでゾーンがちょっとずれてたのかなと思って。昨日ケアしてリセットして、休んで今日が良かったので、明日までにリカバリーしたい」

 ――塁上でアウトになった場面は?
 「あれは完全に僕のミス…僕の中では越さずに帰ってきたつもりだったんですけど。判定が越してるということなので、反省しながらやりたい」

 ――明日は山本由伸投手が先発。
 「ないですね。本人もあんまり緊張しなさそうなタイプなので。今日まず勝ったので、リラックスして入れる要因になると思う。早い回で援護できればいい」

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