ドジャースが逆転勝ちで韓国での開幕戦白星発進 8回に一挙4点 大谷翔平は自身初の開幕戦マルチ安打

[ 2024年3月20日 22:12 ]

ナ・リーグ   ドジャース5-2パドレス ( 2024年3月20日    韓国・ソウル )

サムアップする大谷翔平(AP)
Photo By AP

 ドジャースは自慢の強力打線が終盤につながり、パドレスに逆転勝ちし開幕戦を白星発進。「2番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(29)は5打数2安打1盗塁だった。開幕戦のマルチ安打はメジャー移籍後、初めてとなった。

 3回2死満塁の好機は無得点に終わったものの1点を先制された直後の4回、敵失から1死三塁の好機をつくると、ヘイワードの右犠飛ですぐさま同点に追いついた。

 1-2の8回に2四球で得た無死満塁の好機で“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデスが左犠飛を放ち同点。さらに1死一、二塁からラックスの打球を一塁手・クロネンワースがつかんだもののファーストミットが破れるアクシデントにより後逸(記録は失策)。この間に二塁走者が生還し、勝ち越した。

 さらに、1死一、二塁からベッツが左前適時打を放つと、大谷も左前適時打で続き、この回一挙4得点と逆転に成功した。

 先発・グラスノーは5回2安打2失点と粘投。後を継いだ救援陣が無失点でつなぎ、逆転を呼び込んだ。

 大谷は初回の第1打席は遊ゴロ、3回の第2打席はダルビッシュから右前打を放ち、ドジャース初安打をマーク。5回無死一塁の第3打席は三ゴロ、7回の第4打席は一ゴロと内野ゴロが続いたが、8回の第5打席で左前適時打を放ち、ドジャース初打点も記録した。ただ、この適時打で出塁後、次打者・フリーマンの右飛で二塁ベースを戻らずに帰塁したとみなされ、アウトになる痛恨ミスもあった。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月20日のニュース