パドレス松井裕樹 6回からメジャー初登板 2/3を無安打無失点、1四球 初三振も記録しダルも拍手

[ 2024年3月20日 21:02 ]

ナ・リーグ   パドレスードジャース ( 2024年3月20日    高尺スカイD )

<パドレス・ドジャース>6回を無安打無失点に抑えたパドレス・松井(撮影・光山 貴大)
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 パドレスの松井裕樹投手(28)が20日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われたドジャース戦に救援登板し、メジャー初登板を果たした。

 6回1死走者なしからマウンドに上がると、先頭は7番のジェームズ・アウトマンとの対戦。2-1からの4球目にピッチクロック違反(走者なしでは15秒以内)でボールを宣告されると、5球目も高めに外れて四球で歩かせた。ここでルーベン・ニエブラ投手コーチがタイムを取ってマウンドへ駆けつけた。

 続く代打のキケ・ヘルナンデスに対しては2球であっさり追い込むと、最後はフォークで空振り三振に仕留めた。初三振のボールはベンチへ返され、ベンチで見守っていたダルビッシュ有投手も拍手を送った。9番のギャビン・ラックスにはカウント2-1から最後は92マイル(148キロ)直球で左飛に打ち取った。ベンチに戻るとダルビッシュらナインから温かく出迎えられた。

 キャンプ中に腰の張りを訴えて一時別メニューとなった。復帰戦となった3月13日のアスレチックスとのオープン戦に続いて17日の韓国代表とのエキシビションゲームでも1回無失点。「腰はもう大丈夫です」と話していた。

 試合前にはタレントの中居正広から直撃された。中居から「思っている以上に緊張感がよりワクワク感が大きい?」と質問されたが、松井は「まだ出るかわからないので今から緊張していてもしょうがない」と笑顔で返答。さらに中居は「いくかもしれないというのは言われてる?」と聞くと、松井は「はい。みんな準備はしています」と返答していた。

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