パドレス・シルト監督「8回まではいい試合だった」 痛恨逆転負けで開幕黒星にもサバサバ

[ 2024年3月20日 22:46 ]

ナ・リーグ   パドレス2ー5ドジャース ( 2024年3月20日    高尺スカイD )

パドレスのマイク・シルト監督(AP)
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 痛恨の逆転負けにもパドレスのマイク・シルト監督(55)はサバサバとしたものだった。「8回まではいい試合だった。球数も良かった。ブルペンも非常に役割をまっとうしていたし、キャンプでやってきたことをやれていた。だが8回以降はいい姿を見せられなかった」と開幕戦を振り返った。

 先発のダルビッシュが粘りの投球を展開し、3回2/3を1失点。コスグローブ、デロスサントスとつなぎ、6回1死からはメジャー初登板を果たした松井も2/3回を無安打無失点で確実にバトンをつないだ。

 しかし2―1の8回に5番手・ペラルタが先頭打者のマンシーに四球を与えて降板すると、ブリトー、モレホンがドジャース打線につかまりこの回計4失点。指揮官も「素晴らしい打線。1から9番まですごい。抑えるには努力が必要」と認める攻撃力に屈した形となった。

 敗れたとはいえ、収穫はあった。「いろいろな投手が投球をしてみることが重要だからトライした。学んだ教訓はある。選手の体調を確認した上であとで起用法を決めたい」と明日以降に向けて、しっかりと前を見据えた。

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