ヤクルト・川端が2安打2打点の活躍 “燕の切り札”に高津監督は「さすがの一言」と絶賛

[ 2024年3月20日 17:19 ]

オープン戦   ヤクルト8―2日本ハム ( 2024年3月20日    神宮 )

<ヤ・日>8回、適時打を放つ川端(撮影・尾崎 有希)
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 「燕の切り札」が存在感を見せつけた。ヤクルト・川端慎吾内野手(36)が20日の日本ハ戦に途中出場し、オープン戦初安打を含む2安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

 3回に代打で登場すると、1ストライクからの2球目の141キロの直球を鮮やかに左前へ。6回の2打席目は遊ゴロに打ち取られたが、8回は1死二、三塁のチャンスで初球の甘く入ってきた直球を右前へと運んだ。

 2月のキャンプから2軍で調整を続け、19日に満を持して1軍に合流した。合流初日こそ1打数無安打に終わったが、ベテランらしく実戦を重ねる中で開幕に向けてきっちりと状態を上げている。

 シーズン中は主にここぞの場面での代打起用が見込まれる。卓越した打撃センスは健在で、この日の2安打はともにファーストスイングで仕留めたもの。高津監督は「アグレッシブにスイングを仕掛けていくのはなかなかできないですよ。それをしっかり芯で捉えるだけですから。さすがの一言。素晴らしい」と賛辞を惜しまなかった。

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