ソフトB・和田 光見えた!5回4失点も「いい方向に行っているんじゃないかな」

[ 2024年3月20日 05:25 ]

オープン戦   ソフトバンク9―10阪神 ( 2024年3月19日    ペイペイD )

<ソ・神>先発・和田のピッチング(撮影・成瀬 徹)
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 ホーム開幕戦を託されるベテラン左腕は、光明が差したことを強調した。ソフトバンク・和田が4月2日ロッテ戦前の最後の1軍戦登板で5回1被弾含む8安打4失点。それでも90球の感覚に手応えを感じ取っていた。

 「結果として打たれてはいるけど、前回登板とは内容が全然違う。ようやく“投げてるな”っていうのをつかむことができた。いい方向に行っているんじゃないかなと思う」

 前回12日の春季教育リーグ阪神戦は最速は140キロで三振なしだったが、この日は初回1死、中野に最速142キロで3球三振など球威で押した。2回2死二塁で坂本を内角直球で空振り三振など毎回の5三振を奪った。

 3回2死一、三塁での森下の左前適時打はチェンジアップ、4回先頭にソロ被弾された佐藤への初球はカーブだった。「変化球はまだまだだけど、前まではそこも考えられなかったのでプラスです」。マウンドで体にズレが生じていたが、18日の投手練習でマウンドで各球種を投げ「これかなってのはある」と修正点を見つけた。

 オープン戦初登板の5日ヤクルト戦は2回1/35安打3失点。失点は続いているが、小久保監督も、ひと安心だ。「オープン戦で一番、球は良かった。予定通りに状態を見て行く」と43歳左腕への信頼は変わらなかった。 (井上 満夫)

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