【山本由伸と一問一答】デビュー戦は「楽しみ、緊張、いろんな感情」大谷の存在は「早くチームに馴染めた」

[ 2024年3月20日 16:59 ]

会見するドジャース・山本由伸
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 開幕第2戦の先発が決まっているドジャースの山本由伸投手(25)が20日、メジャーデビュー戦を翌日に控え、会見に出席。意気込みを語った。山本の主な一問一答は以下の通り。

 ――明日どんな投球がしたい。
 「この球場で投げるのはもちろん初めてですけど、投げながら感じることもあると思いますし、しっかり対応しながら投げていきたいなと。相手打線も素晴らしい打者が並んでいるのでとにかく全力で投球していけたらと思います」

 ――大リーグの開幕は緊張か、それとも期待か。
 「もちろん楽しみな気持ちもありますし、緊張する気持ちもありますし、いろんな感情がありますけど、とにかく勝つことだけを考えて、いつも通りプレーしていけたらいいなと思います」

 ――キャンプからここまで過ごしてきて、どう感じているか。
 「僕は日本で去年までプレーして、今年から違う国でプレーすることになり、どうなるかと思っていたが、選手ファーストのサポートの元でプレーできたので、ここまでしてもらえるのかという驚きがありました」

 ――オープン戦の成績(3試合、9回2/3で防御率8・38)から、どう違いを見せるか。
 「オープン戦の成績は確かに悪かったですけど、そこはオープン戦だと割り切っているし、それ以上に3月の間に確認することというのはたくさん確認できましたし、しっかりと開幕へ向けていい準備ができたと思います」

 ――セットポジションで腕の位置を変えて調整していた。
 「調整するところはしっかりできましたし、開幕へ向けての準備はしっかりできたと思っています」

 ――右打者に対してどんな考えがあるか。
 「まずは自分のピッチングをしていくと思います」

 ――初球、ずばり何を投げるか。
 「打たれたら困るので、秘密でお願いします」

 ――決めているのか。
 「本当にもうそこは特にこだわりはなくて、とにかく試合に勝つためのミーティングとかも行われると思うのでその通りに投げます」

 ――過去の開幕との違いは。
「デビュー戦ということで、また7年前の日本のリーグでデビューした、登板した時とは違いますけど、違う感情だなと感じています。とにかく1試合1試合、責任を持って投げたいと思います。チームも変わり、本当にほぼ全てのことがまた変わっての開幕を迎えるので、どうなるかも全く想像できないし、そこが一番大きいかなと思います」

 ――入団後、大谷との関係性は。
 「合流した最初の日から凄く良くしてくださいましたし、困ることがないように本当に優しくサポートしていただいた。早くチームに馴染めた理由の1つにもなりました」

 ――大谷やダルビッシュと話していた。メジャーで開幕する上での助言など、心に残った話は。
 「本当に特にそこに関してはそこまで話してなくて。とにかく自分のやって来たことをしっかり信じてプレーするといいと思うと、ダルビッシュさんと大谷さんに限らずチームメートの先輩とかもそういった声掛けをしてくださっているので、しっかり自信を持っていきたいと思います」

 ――日本の選手たちにダルビッシュが尊敬される理由は。
 「選手としてずっと素晴らしい成績を残し続けているのはもちろんですが、それ以上に人としての魅力といいますか、先輩としても凄く尊敬しますし、一人の人としても本当に素晴らしい、本当に完璧に見えるような方なので、心から尊敬できると思います」

 ――韓国の高校生で山本選手に憧れる子がとても多い。
 「参考にしていただけるのは凄くうれしいことですし、またそういった選手たちに目標としてもらえるような選手で居続けられるように頑張りたいと思います」

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