阪神に春一番 今春オープン戦チーム最多16安打10得点 平田ヘッド「ようやく粘れるように」

[ 2024年3月20日 05:15 ]

オープン戦   阪神10―9ソフトバンク ( 2024年3月19日    ペイペイD )

<ソ・神>6回、左三点本塁打を放った森下がベンチに出迎えられる(撮影・岸 良祐)
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 最下位にあえぐ虎に春一番が吹いた。今春オープン戦チーム最多の16安打10得点。首位でこの試合を迎えたソフトバンクとの乱打戦を制した。阪神がオープン戦で15安打以上を放つのは、21年3月16日ヤクルト戦以来だ。

 「ようやく粘れるようになってきた。つなぐ意識も出てきている」

 平田ヘッドコーチは収穫をそう口にした。5つの四球をもぎとり、そのうち3つがフルカウントから選んだものだった。得点圏のチャンスで起用した代打は、小野寺、糸原ともに安打をマーク。決勝点はノイジーの内野ゴロの間の得点で、追加点は坂本の犠飛。シーズンを感じさせるような試合運びで、最大5点差をひっくり返した。13日ロッテ戦(ZOZOマリン)以来の2勝目を手にした。現状は最下位のままでもシーズンへ向けた調整段階であることには変わりない。

 ○…阪神がオープン戦で10得点は、23年3月14日DeNA戦の11得点以来。オープン戦の1試合16安打は、21年3月16日ヤクルト戦で18安打を放って以来3年ぶり。

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