大谷翔平が3回にドジャース初安打&初盗塁 ダル初対決で打球速度181キロの右前打 真美子夫人も大喜び

[ 2024年3月20日 19:45 ]

ナ・リーグ   ドジャース―パドレス ( 2024年3月20日    韓国・ソウル )

<パドレス・ドジャース>第2打席で右前打を放った大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が20日、パドレスとの開幕戦に「2番・DH」で先発出場。ダルビッシュ有投手(37)との初対決となったが、3回の第2打席で移籍後初安打を放った。

 初回無死一塁で迎えた第1打席は2ボール1ストライクからの4球目、外に沈む球にバットを出したが、当てただけの遊ゴロに倒れた。併殺は免れたが、好機拡大とはならなかった。

 3回2死無走者で迎えた第2打席にしっかりとやり返した。カウント2ボール2ストライクからの5球目、高めの直球を上からしっかりと叩いて、打球速度181キロの弾丸ライナーで右前に運んだ。すぐさま次打者の初球に二塁盗塁にも成功した。

 スタンドで観戦した真美子夫人もガッツポーズし、周囲とハイタッチで笑顔を浮かべた。

 日本ハムの先輩で、同じ背番号11を背負ったダルビッシュとは日米通じて初対決。「小さい頃から見てきて大好きな投手。目標にしてきた方。凄く思い入れがあるので楽しみ」と意気込みを語っていた。

 2013年に日本ハムに入団した大谷はダルビッシュの背番号11を引き継いだ。2015、16年オフには合同自主トレを行うなど交流は深く、自身の成長を助けてくれた。昨年3月のWBCでは2人で優勝の立役者に。運命のように導かれてきた2人の糸が、ついに韓国ソウルで交錯した。

 米国でのオープン戦は、8試合に出場して打率・500、2本塁打、9打点、1盗塁と好調をキープ。ただ、韓国入り後は17日のキウム戦は2打数無安打、18日の韓国代表戦も3打数無安打と快音が響かず、開幕前はオープン戦、エキシビションゲームを含めた10試合で27打数11安打、打率・407。米国最後のオープン戦となった13日(日本時間14日)のマリナーズ戦から8打席、快音が響いてなかったが開幕戦の第2打席で安打を放ち、これが韓国入り後、初ヒットにもなった。

 メジャー移籍後、過去の開幕戦は21打数3安打、打率・143と決して成績は良くないが、大先輩から快音を響かせ、新天地1年目のさらなる飛躍を予感させた。

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