パドレス・松井裕樹 メジャーデビュー戦も“通常運転”「僕らしいと思ってくれるのかなと」

[ 2024年3月20日 23:15 ]

ナ・リーグ   パドレス2ー5ドジャース ( 2024年3月20日    高尺スカイD )

<パドレス・ドジャース>6回を無安打無失点に抑えたパドレス・松井(撮影・光山 貴大)
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 パドレスの松井裕樹投手(28)が20日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われた開幕戦のドジャース戦でメジャーデビューを果たした。

 出番は2-1の6回1死の場面だった。4番手としてマウンドに上がると、最初の打者・アウトマンに対し、カウント2-1からピッチクロック違反を取られてカウントを悪くし、結局四球を与えた。「緊張しました。久しぶりに下半身がフワフワした気分になったのは、本当に久しぶりだなと思うので」と苦笑いで振り返るが、それでも後続はキッチリと断った。

 1死一塁から代打のキケ・ヘルナンデスを直球、スプリット、スプリットで空振りの3球三振、9番・ラックスは91・6マイル(約147・4キロ)直球で左飛に仕留めた。2/3回を投げ、無安打無失点。上々のデビュー戦だった。

 緊張の初マウンドを終え「明日からは少し落ち着いてできるかと思う」と振り返る。走者を背負いながらも、点は許さずにベンチに戻ってくる。「僕のことを知ってくれている日本のファンの皆さまは、フォアボールを出して三振取って、まあ僕らしいと思ってくれるのかなと思います。なるべくランナー出さないで明日以降頑張りたいです」と満面の笑顔だった。

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