日本ハム田宮 2安打1盗塁で足でもアピール 初の開幕1軍へ「開幕スタメンを目指してやっていくだけ」

[ 2024年3月20日 17:34 ]

オープン戦   日本ハム2―8ヤクルト ( 2024年3月20日    神宮 )

日本ハム・田宮(撮影・高橋 茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハム・田宮裕涼捕手(23)が「6番・捕手」で出場し、2安打に加えて1盗塁もマークした。打撃力と強肩だけでなく、俊足もアピールポイントという希有な捕手は「盗塁するというのが僕のできること。できて良かった」とうなずいた。

 まずは2回1死二塁。左腕・高橋奎の内角チェンジアップを引きつけて左前へ運んでチャンスを拡大し、スティーブンソンの右前適時打を演出した。さらに、4回2死でもカウント2―2から再び逆方向の左前打で出塁し、その後に二盗も成功。「2本目は追い込まれていたので、反対方向でという気持ちで。力まずに来た球を打ち返した」と胸を張った。

 新庄監督は18日のエスコンフィールドでの全体練習後には「足もあるし、小技もできる。盗塁王とか最多安打でも獲ったら面白くないですか」と期待を口にした。そんな6年目の23歳も「打撃では首位打者とか最多安打のタイトルはいずれ獲りたいと思ったりする」と呼応する。

 自身初の開幕1軍入りどころか、開幕マスクの可能性もある中で、3戦連続安打をマークし、「開幕スタメンを目指してやっていくだけ」と言った。オープン戦は残り3試合。猛アピールを続けていく。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月20日のニュース