ダル 大谷翔平との初対戦は「ヒット打たれた後ニコっと。なんだかんだ情は入ってたんだろうな」

[ 2024年3月20日 23:02 ]

ナ・リーグ   パドレスードジャース ( 2024年3月20日    高尺スカイD )

<パドレス・ドジャース>ダルビッシュ(左手前)との初対戦は遊ゴロに倒れた大谷(撮影・光山 貴大)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(37)が20日、自身にとって2年ぶり4度目となる開幕投手として韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われたドジャース戦に先発。3回2/3を2安打1失点(自責0)、3奪三振、2四球でマウンドを降りた。チームは2-5で逆転負けした。

 日米通じて初対決となった大谷とは、初回はツーシームで遊ゴロ。3回は右前打を許して2打数1安打だった。ダルビッシュは大谷との対戦を振り返り「一緒にトレーニングしていた時期もありましたし、今までのいろんな関係というか、そういうのもあって不思議な感じがしました。ピッチクロックがあるので投げなきゃいけないので、ゆっくり楽しむことはできなかったです」と振り返った。

 3回の第2打席で右前打を打たれた場面については「最後はツーシームを内の高めにいこうとしたんですけど、抜けてしまって曲がりもあまり曲がっていなかったのでちょっと弱い球になってしまった。強い打球を打ってさすがだなと思いました」と分析した。

ドジャースが誇る1番のムーキー・ベッツ内野手、2番・大谷、3番のフレディー・フリーマン内野手のMVPトリオとの対戦については「1番と3番はずっと対戦しているので、そこは特に変わりないですけど、大谷君が入ることによってああやって走ることもできますし、いろんなことができるようになったなと感じました」と同地区のライバルとして警戒。また、「大谷にインサイドいっていたが、情が入ることは?」と問われると「それはないです」と一度は否定したが「なかったですけど、ヒット打たれた後、自分の中ではニコっとしてしまってなんだかんだ情は入ってたんだろうなと(笑)」と笑わせた。

 ダルビッシュは現在、日米通算196勝。開幕戦で勝利すれば4度目の開幕戦で自身初勝利だったが、初勝利はお預けとなった。

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