侍・栗山監督 勝利の立役者は“たっちゃん” 「あの全力疾走が流れを呼び込んでくれた」

[ 2023年3月10日 00:21 ]

WBC1次ラウンドB組   日本8―1中国 ( 2023年3月9日    東京D )

WBC1次R<日本・中国>初戦に勝利した栗山監督は笑顔を浮かべる(撮影・西川祐介)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組は9日、東京ドームで開幕。日本は中国との初戦に8-1で白星発進するも、初戦の緊張からか試合序盤は残塁が目立つなど硬さが目立った。

 栗山監督は試合後のインタビューで「まずは勝ち切れてよかった。最終的には点差が開いたが、1点差で逃げ切ったような印象しか残っていない」と話した。

 また栗山監督は“たっちゃん”ことヌートバーが重苦しい雰囲気を打破し、勝利の立役者になったと指摘。ヌートバーは4回の第2打席で平凡な一ゴロに打ち取られるも、一塁まで全力で駆け抜け内野安打に。その後の大谷の2点適時打でチーム2点目のホームを踏んだ。あのプレーを振り返った指揮官は「前半苦しんだ中でたっちゃんが全力疾走してくれた。一瞬でも抜いているとあそこはセーフにならない。結局、ああいうところを全力でやり尽くすっていう(ことが大事)。あの全力疾走が流れを呼び込んでくれた」と全力プレーを称えた。

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