大谷翔平 WBC初安打!左中間フェンス直撃、技あり2点適時二塁打 歓喜の“ペッパーミル”

[ 2023年3月9日 20:38 ]

WBC1次ラウンドB組   日本―中国 ( 2023年3月9日    東京D )

<日本・中国>4回、左中間フェンス直撃の2点適時打を放った大谷(撮影・西川 祐介)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は9日、日本が入る1次ラウンドB組が東京ドームで開幕。日本は中国との初戦に臨んだ。大谷翔平投手(28=エンゼルス)が先発投手兼DHとして投打の二刀流で出陣した。

 「大谷ルール」の下、リアル二刀流で自身初のWBCに臨んだ。4回の第3打席では1死一、三塁から2番手右腕、オウ・ユイイチの低めに沈む球にうまくバットを合わせ、左中間フェンス直撃の適時二塁打。本塁打のあと一歩という強烈な打球で、2点を追加した。塁上で「ペッパーミル」のパフォーマンスでベンチと喜びを分かち合った。第1打席は四球、第2打席は遊ゴロだった。

 8日の会見では「まずは楽しみにしていますし、初戦なのでチームの勢いとしても、初回の入りからしっかり集中して入りたいなと思います。WBCは初めて。緊張するとは思いますけど、いつも通りの自分らしいプレーをまずはしたい。いつも通りの準備の仕方、ゲームの心構えをやりたいなと思っています」と意気込み。

 打撃についても「何打席か立って、状態も悪くないと思う。向こうでは投球もしてきて、ブルペンもこっちでも入って、今日も少し投げて。体の状態も凄くいいので、いつも通りの入りをできれば、十分に試合をつくれるんじゃないかなと思います」「今の自分の100%は出せると思います。実質、今年初めての公式戦、本番の試合。今の調整の延長線上で、しっかりと“入り”ができれば十分いけるんじゃないかなと思います」と述べた。

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