WBC米国代表が強化試合　豪華打線のはずが…わずか4安打　1得点でジャイアンツに敗戦

ゴールドシュミット（AP）
Photo By ＡＰ

　WBC米国チームは8日（日本時間9日）、アリゾナ州スコッツデールでジャイアンツとの強化試合を行い1対5で敗れた。

　先発は元巨人のマイコラス（カージナルス）。初回は球が上ずり1、2番に連打を許し犠飛と合わせ2点を失ったが、その後は直球、スライダー、カーブ、チェンジアップをしっかりと制球し立ち直った。2回2/3を投げ44球、2安打、無四球、2三振、2失点で敗戦投手となった。

　打線はベッツ、トラウト、シュワバー、ゴールドシュミット、アレナド、タッカー、ターナー、リアルミュート、マクニールと豪華すぎる顔ぶれが先発ラインナップに並んだが、得点はゴールドシュミッドのソロ本塁打による1点のみ。わずか4安打に終わった。

　試合後、マーク・デローサ監督は「みんながフィールドに出たことが大きなプラス。その上でみんなが健康だった。全員が自分の仕事をした」と、結果を気にする様子はない。あくまでも調整過程。ケガなく1試合目の強化試合を終えたことに満足の様子だった。